家系ラーメンをさらにおいしく楽しむためにカスタムがあります。お好みから自分の好みの味をみつけましょう。
家系ラーメンの「お好み」とは?
麺の硬さ、スープの味の濃さ、油の量をそれぞれ自分の好みに調整することを指します。希望する麺の硬さや味の組み合わせを注文時に伝えます。初心者や初めてのお店では、まずは全て「ふつう」で注文し、そのお店の味を知り次回から自分好みの味を探ることが一般的のようです。
家系ラーメンの「お好み」一覧
麺の固さ
かため:歯ごたえが強く、小麦の香りをしっかりかんじとることができます。スープを吸いすぎず、ライスと共に楽しむ際にも麺が伸びません。ガチ勢に人気です。
ふつう:標準の仕上がりでスープとの絡みがバランス良いという状態です。
やわらかめ:スープをしっかり吸っていて、とろっと食べやすくなっています。
味の濃さ
濃いめ:醤油のキレが強く、ライスとの相性が抜群です。
ふつう:万人向けのバランス型です。
少なめ:しょっぱさ控えめで、最後のスープまで飲むことができる程度です。
脂(鶏油)の量
多め:スープに香ばしさとコクが出て濃厚な味となります。
ふつう:スープの旨味を一番感じやすいバランス型です。
少なめ:いわゆるさっぱり系で油が苦手な人や体調を気にする人向けといえるかもしれません。
基本のカスタマイズ
お好みを理解したうえで、基本のカスタマイズをみていきましょう。
かため・濃いめ・多め
麺のモチモチ感を残しつつ、ライスとの相性を考えて濃いめのスープをチョイス、そして食欲をそそる鶏油の香ばしさとコクを加えたカスタマイズです。
定番のトッピングを調整
チャーシュー、ほうれん草、海苔は家系ラーメンの定番トッピングです。これらを自分の好みに合わせて増やしたり、減らしたりしてみましょう。
卓上調味料を採用
おろしニンニクや豆板醤、おろし生姜など卓上に常備されている調味料を加えます。パンチをプラスしたいならおろしニンニクを、辛みで味変なら豆板醤、さっぱりさせたいときにはおろし生姜がおすすめです。
究極のカスタマイズ(人気のアレンジ)
基本のカスタマイズをマスターしたら究極のカスタマイズといわれる組み合わせを試してみるのもいいかもしれません。ちなみにカスタマイズは、個人の好みが大きく依存するため一概にコレ!ということができないため、人気のアレンジを紹介します。
基本のカスタマイズ + トッピング
ほうれん草増し | 濃厚スープを吸った青菜は箸休めに最適です。 |
海苔増し(10枚以上) | ご飯を包んで食べる「海苔巻きごはん」が家系ラーメンならではの食べ方です。 |
チャーシュー増し | ライスのおかずとして重要な役割を果たします。 |
631 | 海苔を6枚、チャーシューを3枚、煮玉子を1個トッピングするスタイルで、特定の店舗で人気がある組み合わせです。 |
生卵・半熟玉子 | すき焼き風につけて食べる上級者仕様です。 |
基本のカスタマイズ + スープにお酢
卓上の調味料の中に「酢」がある場合には、レンゲ1杯程度の酢を加えることで、スープの味が引き立ちます。さっぱりとしながらもより深みとクリアな味わいを楽しむことができるのです。
基本のカスタマイズ + ライス
スープに麺や具材と一緒に、ご飯を浸して食べるといったスタイルもあります。
究極のカスタムを追求するための「お好み」が奥深すぎる件
究極のカスタムに正解もゴールもありません。家系ラーメンの究極のカスタムを追求するために下記をためしてみてください。
自分の好みを明確にする
濃いスープが好みなのか、スープと麺の硬さのバランスなど、自分にとってベストな状態を見つけましょう。
SNSやブログで情報を収集する
インターネットを駆使して、家系ラーメンの達人などが実践しているカスタマイズを参考にして取り入れる方法もおすすめです。
お店のおすすめのカスタマイズ
迷ったら、店員さんに相談しながら自分好みの味に近づけることも一つの方法です。
まとめ
多くの家系ラーメンのお店では、細かくカスタムできるようになっています。自分流の好みの味にカスタマイズしてさらにおいしくできるのは家系ラーメンならではの特徴であり、人気の理由ともいえます。究極のカスタムで家系ラーメンを楽しみましょう。